韓国国立中央博物館の月壺:韓国の心を感じる白磁

Mar 23, 2025
韓国国立中央博物館の月壺:韓国の心を感じる白磁
こんにちは、アートや旅行が好きな皆さん!今日はソウルの韓国国立中央博物館に展示されている素敵な宝物、**月壺(ダルハンアリ)**をご紹介します。韓国の文化に興味がある人や、シンプルで美しいものが好きな人には特におすすめですよ。一緒に見ていきましょう!

月壺って何?

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月壺は、朝鮮時代(1392~1910年)に作られた白い陶器の壺です。丸くて真っ白な姿が満月に似ていることから「月壺」と呼ばれています。高さはだいたい40cmくらいで、手作りだからちょっとだけ歪んでいたりするんですけど、それが逆に可愛いんです。昔は米や穀物を入れるのに使われていましたが、今では韓国の美しさを象徴するアート作品として愛されています。

博物館で月壺に会おう

韓国国立中央博物館(ソウルの龍山にあるよ!)に行ったら、3階の白磁ギャラリーへ行ってみてください。そこで素敵な月壺が見られます。特に有名なのは国宝第1437号。17世紀に作られたこの壺は、高さ41cmで、透明な釉薬がかかっていて、焼いた時にできた細かいヒビがいい味を出しています。完璧に左右対称じゃないのがまた魅力的で、博物館の説明では「月光のようになめらかで癒される感じ」と書いてあります。本当にその通りだと思います!
博物館には他にも月壺がたくさんあって、最近ではアメリカのデンバー美術館で開催中の「Lunar Phases: Korean Moon Jars」(2025年6月まで)という展示に、ここから6点も出品されたんです。韓国の宝物が世界で輝いているなんて、すごいですよね!

なぜこんなに人気なの?

月壺には派手な飾りや色は一切ありません。ただ真っ白でシンプルなんです。でも、それが大好きと言われる理由なんですよ。柔らかいカーブと自然な歪みが、韓国の「素朴で自然に近い美しさ」を表しています。1945年に日本からの独立後、韓国の人々が自分たちの文化を見つめ直す中で月壺が注目され始めたんです。韓国の画家キム・ファンギや、イギリスの陶芸家バーナード・リーチも月壺に夢中になったとか。
そうそう、2018年の平昌冬季オリンピックの開会式で使われた燭台(しょくだい)が月壺からインスピレーションを受けたものだって知ってました?これって、月壺が韓国を超えて世界的なシンボルになった証拠ですよね。

博物館に行ってみよう!

嬉しいことに、韓国国立中央博物館は入場無料なんです!ソウルにいるなら気軽に立ち寄れます。月壺の前でじっくり見ていると、なんだか心が落ち着いて、月明かりの下にいるような気分になります。写真も撮れるから、カメラかスマホを持って行ってくださいね!

最後に

月壺はただの壺じゃなくて、韓国の心が詰まった宝物です。韓国国立中央博物館でこれを見ると、朝鮮時代の人々の手仕事や優しい気持ちが伝わってくるし、現代の韓国人の誇りも感じられます。アート好きでも、ただ興味があるだけでも、絶対に見てほしいもの。ソウルに行く機会があったら、ぜひ月壺に会いに行って、その魔法に触れてみてくださいね!
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